初めてレディースファッション水着のOEM生産をするあなたへ、納品までの流れをお伝えします。
OEM生産する工場や会社によって多少違いはありますが、だいたいこのように進んでいきます。
まずはレディースファッション水着OEM生産の流れをつかみましょう
水着のOEM生産を依頼する工場や会社を探す
Yahoo!やgoogleで 水着 OEM とキーワードを入れて、1ページめに出てきた工場や企業に問い合わせをします。
工場や会社によって得意なこと、コストがかかること、など細かいところで違いがあったりしますので、まずは電話をして確認するようにしてください。
電話で問い合わせをした後、打ち合わせをする
候補の工場や会社に電話をし、気になるところを確認します。
ロットはどのくらいか?リードタイムはどのくらいか?だいたいの費用はどのくらいか?生地のオーダーはできるのか?デザイン料はかかるのか? など、納得するまで確認してください。
話をして納得したら、具体的な打ち合わせに入ります。どんなファッション水着をつくりたいか、工場や会社に伝えましょう。
ビキニを作るのか?ワンピースを作るのか?といったデザインから入り、無地にするのか?柄物にするのか?生地はどういうものにしたいのか?希望を伝えます。
パターン(型紙)を作ります
希望を伝えたら、サンプルをつくる前にパターン(型紙)を作ります。OEM生産をする上での設計図のようなものです。
水着は伸びる生地で作るので、パターンをつくるパタンナーさんが重要な役割をします。パタンナーさんが作りやすいように、こんな感じというようなデザインのサンプルがあるとスムーズです。
依頼するあなたは要望を伝えるだけで、特に何かをすることはありません。
デザインサンプル(ファーストサンプル)を作ります
パターン図面と選んだ生地で最初のサンプルを作ります。でき上がったサンプルを直接確認します。希望通りのデザインになっているか確認します。
この時点でしたら、必要に応じて修正作業をすることができます。
サンプルに納得したら発注します
サンプルの修正が終わり、納得できたら発注します。
展示会やモデル撮影で各色サンプルが必要な時は、量産に入る前の発注時に必ずOEM生産を依頼する工場や会社に伝えてください。
発注時に全額を前金で支払う、30%だけ前金で支払う、50%前金で支払うなど、工場や会社によって違います。打ち合わせの時に必ず確認してください。
水着に付ける下げ札や縫い込む選択ネームを自社で用意するか、工場や会社に手配するかも発注までに決めておきます。
納期の確認も量産までにしておいてください。
量産に入ります
OEM生産をする工場や会社によりますが、量産の期間としてだいたい60日から90日取るところが多いです。
いつから販売したいのかをよく決めてから、逆算してOEM生産の打ち合わせを始めてください。中国の工場ですと、2月の旧正月の期間はまったく工場が稼働しません。
そのことも踏まえてレディースファッション水着のOEM生産を計画するようにしてください。
検品します
工場で検針機にかけるなどの基本的な検品をします。納品前に自社で抜き取り検品をしたい場合は、発注までに工場や会社に伝えてください。
中国生産の場合、工場の検品後に第三者検品をすることもできます。日系の検品専門の会社に依頼することが多いです。
日系の検品会社の手配も、OEM生産を依頼する工場や会社がやってくれます。発注までに伝えてください。
納品されます
あなたが依頼した日本の住所まで発送してくれます。
今は航空便で送られてくることが多いですが、船便で発送してもらうこともできます。
ここまでが一連の流れになります。