ファッション水着のOEM生産をしてみたい。でもどれくらいの枚数からオーダーできるの?
私のところにくる問い合わせで一番多い質問です。
小ロットでOEM生産を受けてくれる工場や会社が増えました
ロットとはどういう意味?
よくOEM生産をする工場や会社のサイトに「小ロットで生産できます」と書かれています。
ロットとはどのような意味でしょうか?
ロットとは、工場でものを生産をする上での単位のこと。ひとつの種類の商品を生産する際の発注可能数量のことです。
必ず最小ロットを確認してください
工場からみて利益が出る最小の生産数量を、最小ロットと言います。
問い合わせの時、「OEM生産の最小ロットはいくつですか?」と必ず確認するようにしてください。
あなたは「もし売れなかったらどうしよう・・・」と少ない数量を発注したいと考えるかと思います。その気持ちもわかります。
ですが工場も仕事ですので、最小ロットはどうしても100着単位になります。
1色300着からオーダーを受ける工場や会社が多いです
OEM生産をする会社のサイトに掲載されている場合もありますが、1色300着が最小ロットの工場や会社が多いです。
「300着か・・・ 多いなぁ」と思われたかたもいらっしゃるかもしれません。
ですが、S・M・Lサイズ合計で300着で受けてくれる工場や会社もありますので、問い合わせの時に確認してください。
1色100着でも受けてくれる場合があります
7月、8月は水着販売の最盛期ですが、工場は逆にヒマになります。この時期に発注すると、1色100着でも受けてもらえる場合があります。
年内に正式発注をすれば、1色100着でもOEM生産を受けてくれる工場や会社もありますので、こまめに問い合わせをしてください。
年明けに発注すると小ロットでは受けてもらえない場合も
中国で生産する場合、2月はほぼ工場の稼働が止まります。旧正月で一斉に休むからです。
生地工場は休みに入るのが早く、旧正月前には生地を決めてオーダーをする必要があります。
特にアパレルブランドのバイヤーさんに多いのですが、できるだけ情報を集めて2月の時期に水着のOEM生産のオーダーをしようとされます。
アパレルの工場は多いのでそのタイミングでも良いのですが、水着工場は限られているためにその時期にはラインが埋まっていることが多いので注意が必要です。